えち子さんと往く介護みち

同居の義父母とのたわいのない日常を記事にしております

ディサービスの日常: 初詣と認知症対応

今日は、ディサービスで初詣に連れて行ってくれる日。

6時半には起きていたので、朝ご飯用意。自分でサラダをお皿に入れて部屋に持っていく。すぐもどってきて、又キャベツをお皿に入れようとしたので、「今、持ってったよぉ~」と伝える。「ボケたねえ」と苦笑い。卵焼きとお茶を部屋に運ぶ。食パンをトースターで焼いてた。食後の服薬完了。

 

暖かい服とズボンを用意したけど、もうすでに毛玉一杯の洋服を着用。ディサービスのお姉さんに、毛玉だらけじゃないのって、又言われるんだろうな。「こっちの服、とってもあったかいよ」と言ってみる。「でも、今着てるのもあったかいからこれでいい」とえち子さん。ズボンは私が用意したのを履いてくれてる。

 

ここから、トイレと部屋の往復。合間で小銭(お賽銭)の用意。トイレに行くたびに上着を脱いだり、コルセットやマスクをはずしては、置き忘れる。行動に一貫性がないから、どこに置いたか、一から探さなきゃならない。ずっとそばについてはいられないからなぁ。

 

いつもは8:55分ごろお迎え。今日は8:50分に迎えに行きますと、8:38着信。けど、全く気付かず。送迎者が来る直前にトイレに入ってしまう。

迎えにきたいつものお姉さんに、「待たせないようにできませんか。待たせられてイラつく利用者さんもいるんで。」とお𠮟りを受ける。

えち子さんたら、「2階から降りて来て、玄関で待ってる人がいるんだか、早く早く」と言われ、「私から言わせると2階なんかに住んでる方が悪いっていいたい」と言っちゃまずいことを堂々と言い返す。

お姉さん、「何言ってんのよ、いい加減怒るよ!」と切れ気味。ショートスティ利用中も職員さんに怒鳴られたみたいで、怒らすことを言ったかも。えち子さんは「いきなり怒鳴りつけてきたっ!」って言ってるけど。

 

認知症対応のディサービスに行っても、結局同じだろうな。えち子さんの切り返しに何度、怒鳴りそうになったか。スタッフの皆さん、お察しします。ただ、今の私は、えち子さんをいろんな角度で見ているし、えち子さんも前ほど言葉がすらすら出て来ないから、こう言ったら、こう返ってくるっていうのが、予想できるようになってきたもので、前に比べたら気持ちが大分、楽。

 

外は天気がよくて、明るいな。毛糸のパンツと、洗濯したえち子さんのズボンの毛玉を取る。単純作業は気持ちが落ち着く。

 

今晩はカレイの唐揚げにしよう。食べてくれるかな。